脇用の制汗スプレーは手汗や頭皮にも使える?乳がんやワキガの原因って本当?
夏になると必須になるのが「制汗剤」ですが、
気軽に使え、使った瞬間サラッとしていることでスプレー式のものを選ぶ方が多いようです。
クリームタイプやロールオンの場合、
乾くまでの時間がありますが、真夏だと俊足でサラッとして欲しいというのが本音ですよね?
しかもキャップ外してシュッとして終わりという、手軽さもあるのですから。
制汗スプレーをネットでググってみると、
「乳がん」というキーワードが出てきます。
「乳がんを患って原因を突き止めた結果、数十年使ってきた「それ」が原因ですか?」
というクエスチョンを投げかけている方もいらっしゃいます。
その理由の一つに、制汗の役目をしてくれる成分「塩化アルミニウム」があります。
女性の場合、腋毛を処理しますし、カミソリなどで見えない傷がついているのに、
制汗スプレーの塩化アルミニウムが体に入ったことが原因????とのこと。
他には「ワキガ」になったとの話も・・・
まずは後者から説明したいのですが、
汗を抑える成分として含まれているのが塩化アルミニウムなのですが、
肌に密着するため毛穴に詰まってしまうことが多く、
それを取り除かずに頻繁に制汗スプレーを使用することで「悪臭」を放つだけのことです。
つまり、においの元を取り除かずに、ずっと臭い隠しをした結果、
わきの下のにおいがきつくなっただけなのです。
乳がんについても同様の事が言えますが、
違いは「毛ぞりを行った後でも使っている」ということとなります。
確かにわきの下の汗は雑菌の繁殖で臭くなり気になるものですが、
使い方を間違えれば「よくありません」し、用法容量はきちんと明示されているものなのです。
話は変わりますが、私の姉のわきの下を見て驚いたことがありました。
あまりにも黒くなっていたからです。
制汗スプレーの多くは香料の成分が含まれており、
それらは肌への刺激が強いもののため、皮膚を掻き壊したように黒くなることもあるのだと知りました。
制汗スプレーのトラブルは少なからずあります。
でもそれは、使い方の間違いであることが多く、
人によってはアレルギー体質にもかかわらず、我慢して使っていることが多いということのようです。
私自身汗っかきで、脇汗も多い方ですが、
衣服は汗染みが分かりにくいものを着用し、
制汗剤は無臭のもので、あとはアロマの香りでごまかしちゃっています。
最後は、脇用の制汗スプレーを体のどこに使ってもいいかという事ですが、
汗を抑える(毛穴に詰まる可能性がある)と考えた場合、
頭皮には不向きと言えましょう。
基本的に肌につける日本の化粧品の多くは、
体のどの部位につけても問題はないとされています。
脚なら大いにテスターしてみましょう。
ただし、足からでる汗と脇から出る汗は汗腺自体違いますので、
効果がどの程度になるかわかりません。
頭皮でおすすめしたくない理由は、育毛や薄毛への懸念があるからです。
毛穴に制汗スプレーが詰まってしまうということを考えたら、
お勧めできないという事になるのです。
汗をかく季節、
用法容量を守りつつ、あなたにあった制汗ケアをされてくださいね。